手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

2018-06-02から1日間の記事一覧

極論の効用

法然、親鸞の時代では、人は源信がいう「妄想」のかたまりだ、ということを聞けば、「なるほど私は愚かで妄想のかたまりそのものだ」と頷いて、そうした凡夫に注がれている阿弥陀仏の本願の意味が身に染みるように理解できたのであろう。しかし、現代では人…