手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

2011-03-27から1日間の記事一覧

他力回向の信 (本願力回向の信)

浄土真宗の「信心」とは、私が信じる心ではなく、「阿弥陀仏の救いのはたらきを、疑い無く受け容れた心」のことを言います。 例えば、赤ちゃんは、お母さんを信じて抱かれているのでしょうか。信じるとか疑うとかいうことを超えて、まかせきっているのです。…

赤ちゃん

仏さまの願いを聞く

浄土真宗では、私の願いを叶えてもらうのではなく、仏さまの願いを聞くのです。それによって、自己中心の心から離れられない私に気づかされると同時に、私が本当の人間として生きる道が見えてくるのです。 【高校生からの仏教入門 釈尊から親鸞聖人へ 小池秀…

本願力

「私の願い」は、自己中心的で、自己の欲望を満たす方向のものがほとんどです。それに対して、「仏の願い」は自己中心の心を離れた「智恵と慈悲」の世界から出てきた願いであり、万人の救済を願う真実の願いです。これを本願と言います。 そして、ただ願って…