本願念仏においては、信心が問題となるのであり、善悪は問題とならない、ということがくり返し述べられている。それは、『歎異鈔』を貫く根本テーマだといってよいだろう。別の言葉でいえば、『歎異鈔』は、道徳の書ではなく、宗教の書だということである。…
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