手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

発想の転換

事実として信じようとするけれど、深いところではうまく信じられないものだから、人は力ずくでそれを信じ込もうとする。教条になり、狂信になる。死後天国へ行くことが、どうしてさほど重大か。いまこの瞬間に「救われる」のでなければ、いつ救われることができようか。そう気づくためには、やはり少々の発想の転換が必要なのである。
【人生は愉快だ 池田晶子 毎日新聞社 P42(イエス)より】



この書籍(第1章)では、仏陀をはじめ「死を問う人々」と題して、それぞれ考察されています。勝手ですが、「発想の転換」というタイトルにしました。短文で的を射た文章です。その他、かなり鋭い指摘がなされてます。とりわけ、生死問題においては「いま」が大事です。
今日も南無阿弥陀仏