手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

宗教を信じている人

 自分が信じている宗教は正しいのだから、ひとりでも多くの人に、ある意味押し付けても、その人のため、という理屈はわかるのですが、なかなか難しいところです。妻や娘にも、南無阿弥陀仏を聞いてほしいのですが、こればかりは縁としか思えないこともあります。押し付けて反発され、返って悪い印象を与えかねません。
 以前、妻と話していたのですが、
「お父さんが信じている教え(浄土真宗の教え)は、自分では正しいと思っているかもしれないけど、私(妻)からしたら、ほかの宗教を信じている人とあまり変わらない」といわれたことがありました。妻が言っていることは、ある意味もっともだと思います。たしかに、客観的にみますと、そうなのだろうな、と。こればかりは縁としかいえないところもありますが、機会をみては、南無阿弥陀仏について話しています。遅かれ早かれ、南無阿弥陀仏のはたらきに気付かせて頂くのですが、早いに越したことにはありません。
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