手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

縄文人と現代人

 「小牧野遺跡」という縄文時代の遺跡が青森市にあります。今から約4000年前(縄文後期前半)のものといわれています。その遺跡の特徴に、大規模な環状列石(ストーンサークル)があります。当時、呪(まじな)いや祈りを捧げたモニュメントといわれています。
 お釈迦様が、この地球上に生まれ、悟りを開かれたのは今から約2600年前といわれています。残念ながら、縄文人は仏教に出遇うチャンスはありませんでした。
 平成の時代を生きている私たちはいかがでしょうか?この時代においても、呪(まじな)いや祈りを捧げる、ことはごく一般的に行われています。ただ、縄文時代と違うことは、仏教という真実の教えがあることです。それだけでも有難いことではありますが、その教えを知らずして人生を終えることは誠に勿体ないことです。



環状列石(ストーンサークル):小牧野遺跡(青森市